2025年3月9日に開催された
第28回日本獣医皮膚科学会学術大会にて
「細菌叢から考える犬の外耳炎」というタイトルで
講演させていただきました。


今回の大会テーマが「耳の疾患」ということもあり、
外耳炎、中耳炎などに関する講演が充実していました。
新しい情報を自分が発信するだけでなく、
自分自身も最新の知識をブラッシュアップすることができて
とても有益な1日でした。
また、前日にはブラジル獣医皮膚科学会認定医である
Ronaldo Lucas先生が、むに動物病院にお越しくださいました。
学会でのご講演のために来日され、この機会に日本の動物病院の現場を
視察されたいとのことでした。

Lucas先生のことは昨年の世界獣医皮膚科会議(10th WCVD)で
外耳炎・中耳炎に関する講演をされていたので存じていました。
講演で猫に鼓膜チューブを設置する凄技を紹介されていて衝撃を受けたのですが…
まさか直接お話しできるとは!
チューブ設置のコツや、お勧めの製品など教えていただきました。
獣医療は日々進化していて
ぼんやりしてると置いていかれるなと改めて感じました。
学会の仕事は一段落しましたが、これからも情報収集を怠らず診療に臨んでまいります。
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